どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

防寒装備

もう6月も半ばを過ぎて、これから梅雨、そして夏へと季節が遷っていきます。

夏に暑いのは当然ですが、個人的に問題だと思うのは、この「暑い」という感覚は、酷く個人差があることです。

ある人が「暑い暑い」というような気温であっても、別の人にとっては「ちょうど良い」、更に別の人にとっては「少し寒い」と感じることだってあります。

どのように感じようとその人の勝手なので別に構わないのですが、大勢の人間が居て、そしてそこに文明の利器であるところの「エアコン」があると、話が少しややこしくなります。

「自分基準」のエアコンの設定が、他人にとっても快適であるとは限らないからです。

例えば、私は基本的にとても寒がりです。

なので、一人で居るときには真夏であってもほぼエアコンは付けません。

30度を上回っても「少し暖かいかな」くらいの感覚ですし、仙台はそんなに30度を上回る日は多くありません。

しかし、私とは逆に25度くらいで「暑い」と感じて、エアコンを付ける人もいます。

個人的にはとても寒いです。

夏はどうしても、「暑い」と感じる人の感覚が優先されます。

私がこっそりとエアコンの電源を切ったり、「冷房」じゃなくて「除湿」モードに切り替えていたり、設定温度を3℃ほど上げたりしていても、大抵は元の寒寒の設定に戻されています。

何よりも解せないのは、長袖の私が寒さでぷるぷると震えるような状況であっても、半袖で暑そうにしているような人達がいることです。

温度センサーが根本的に違うようにしか思えません。

と言うことで、これからは(個人的に)人工的に寒い季節の到来です。

一定時間ごとに身体を温めるために屋外に行くような感じです。

屋上で缶コーヒーです。

どの季節であってもやることは実は変わってません。

やることは変わってませんが、気持ちは寒さと戦う戦士のそれです。

本当ならお互いに、暑がりの人は「涼しい」を求めないで「暑くない」程度で抑えて、寒がりの人は「寒くない」を求めないで「涼しい」のを我慢するといった、相互理解が出来れば良いのかもしれませんが、中々上手くいきません。

今年もきっと寒い夏を送ることになりそうですが、一応ちょっとだけ抵抗しておきます。

「どことなくなんとなく」ではクールビズを推奨しています。

エアコン、寒いので。