どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

100年

6月22日は私の通う大学の創立記念日でした。

創立記念日と言っても、いつもと同じように学校には行きましたけど。

今年で100周年らしいです。

私は100年のうちの9年をこの大学で過ごした計算になるので、なかなか感慨深いものも無いことも無くは無いような気がしないでもありません。

とりあえず9年は長いです。

大学の歴史の9パーセントです。

式典などは後日に盛大にやるようですが、6月22日には大学の学章とスクールカラーの制定式がありました。河北新報ニュースより)

100年間も「学章」も「スクールカラー」も無かった事実に驚きました。

こういうちょっとうっかり気味のところは嫌いではありません。

ちなみに学章は「萩」をモチーフに、スクールカラーは創造力と知性を表す「紫」だそうです。

品の良い紫であることを願っています。

それで、100周年を記念して何故か餅つきがあったんです。

正直あんまり興味が無かったんですが、後輩の人達が餅を食べている様子を見てたら楽しそうだったので、餅をもらってきて食べました。

あんこ餅の、ラスト1個です。

スッと静かに、しかし確実に最後の1個を入手してきました。

すごく久しぶりにあんこを食べましたが、相変わらず甘い食べ物でした。

缶コーヒーが飲みたくなったのでぐびっと飲んで、近くにいた後輩達とグダグダと話をして、中々に「100周年」を楽しむことが出来ました。

要するに、割といつも通りの一日でした。

100年前、私の通う大学が出来た頃に生きていた人は、今ではもうあんまりいません。

地球の上にいる人間がすっかりと入れ替わってしまうくらいの時間であることを考えると、「100年」という歴史は重いものなのかもしれません。

でも、勿論その100年の歴史には敬意を払うべきですが、それよりも重要なのはその100年を礎にして更にどれだけのものを積み上げられるか、ということなんだと思います。

それは今、この大学に所属する人達が為すべきことなんでしょう。

ちょっとカッコ良く纏めてみました。

私は今年が最後の年なのでもうあんまり積み上げませんけどね。

ちなみに、私は今まで一度もこのブログに大学名を書いていません。

読んでいればほぼ明らかなんですが、単語として登場させないことはとても大切です。

検索でうっかり知り合いに見つけられたらマズいですから。

登場させる単語に関しては、いつもギリギリの戦いをしています。