どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

文章について

ネットの中をフラフラと彷徨っていると、まれに「ブログを毎日書けば文章が上手くなる」という論調の記事を見かけることがあります。

曰く「自身の考えを相手に分かりやすく伝える文章を書くには、不特定多数の読者に読まれるブログが最適」とかなんとかかんとか。

「不特定多数の読者に読まれる」ことがどれだけ大変か一度ガツンと言っておかないとならないかもしれませんが、今日の本題はそこではなくて、「ブログを書き続けると文章力上がるよ」という部分についてです。

文章力、上がるんでしょうか?

私は一応、ブログを始めてから2年8ヶ月くらい経ってます。

その間、毎日とは言いませんが、そこそこのペースでそこそこの分量の文章をこそこそと発表してきました。

じゃあ、「文章力が向上」したかと言うと、それは疑問に思わざるを得ません。

ブログを始めたばかりの頃の文章と、つい最近書いたばかりの文章を比較しても、大きな差は無いように感じるからです。

並べてみても、きっと区別がつきません。

興味のある人は、昔の記事も少し読んでみて下さい。

私の文章を読み慣れて下さっている方であれば「この人は相変わらずだなあ」という感想を持って頂けること受け合いです。

もしかしたら2年8ヶ月では成長の跡を感じにくいくらいの、大器晩成型なのかもしれません。

やはり大輪の花を咲かせるには時間が必要なんです。

そして、花開く前に枯れてしまうんです。