どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

修士論文発表会

今日は後輩たちの修士論文発表会でした。
みんなが無事プレゼンを終えられたので、良かったなー、と思っています。
就職する人、進学する人さまざまですが、頑張って下さい。
陰ながら応援しています。
あくまでも陰からですけど。

色んな人のプレゼンを聞いていると、何となくその発表の裏を想像してしまいます。
この実験で苦労したのかな、とか、簡単そうに見えて実はこれは大変だよな、とか。
データ量と実験量は必ずしも一致しないので、苦心のプレゼンの裏に見える苦労を考えると、本当にお疲れさまでした、といいたい気持ちです。
一日でちょろっとやったデータが決定的になることもありますし、何ヶ月もかけてやった実験が全く上手くいかなかったりすることもあるので、ホント、この辺は難しいです。
予定通り実験が進めばあんまり苦労はないんですけど、そう上手くはいかないですしね。
私も予定通りにデータが出ていれば、今頃生体の制御機構について大きな発見をしているはずなんですけど、残念ながらそこまでは至ってません。
そういうものだ、と思うしか無いです。
決して毎日やる気がしないから手を抜いたわけではないですよ。
本当ですよ。
嘘じゃないですよ。

と言うわけで、修士の方々、本当にお疲れさまでした。
修士論文が終わってほっと一息ついているかもしれませんが、まだ卒業論文発表会間近の学部4年生をいじって遊ぶという大切な仕事が残っているので、手を抜かないようにお願いします。
私ももちろん、これに関しては手を抜くつもりはありません。