どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

心配事

今の時期は色々と、環境が変わることに対する雑務が多いです。
出て行くことと、入って行くことと。
雑務をこなしていると、段々と「もうすぐ環境が変わる」ことが実感としてじわじわと現実味を帯びてきて。
不安なことや、心配なことも出てきてしまって。

今のところ一番の心配事は、次ぎ行くところでは、果たして屋上に侵入できるだろうか、ということです。
屋上でまったりと缶コーヒーを飲めるのだろうか、と。
私の幸せタイムを満喫できるのだろうか、と。
これがとても心配なんです。

私が所属することになる研究室は、12階建ての建物の中の、7階にあります。
窓の外には、なかなかいい眺め。
でも、屋上からの景色の方がきっといい眺めだと思います。
そこで飲む缶コーヒーはさぞや美味しかろうと、今から楽しみで仕方ありませんでした。
でも、ふと気付いてしまって。
「屋上、侵入できるのかな?」と。

この建物は研究室だけが入っているような完全な研究棟ではなく、医局なども入っているため、人の出入り、しかも色々な人の出入りが多い建物です。
そのような建物の屋上をどうするかと考えた場合、私が管理者だったら一番ラクなのは屋上を立ち入り禁止にしてしまうことなんですよね。
事故が起きてからでは遅いですし。

万が一屋上が侵入不可だったらどうしようと考えると、夜も眠れない毎日です。(昼間は眠くなります)
これは一度、実際に確認する必要がありそうですね。
階段が一体、どこまで続いているのを。
屋上へと続く、秘密通路の存在を。

もし、階段を一所懸命上り下りをしていたり、12階フロアで辺りをキョロキョロと見回していたり、エレベータの階数ボタンを連打したりする不審人物を見かけたら、彼はきっと屋上への秘密通路を探しているだけのはずなので、見て見ぬフリをしつつそっと見守ってあげて下さると、きっと彼も喜ぶと思います。