どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

ダイエット大作戦

<研究テーマ>
「青年後期に呈した急激な体重測定に際して、その改善効果に対する検討」

<研究背景>
肥満は代謝疾患や心疾患のリスクファクターとなり得るだけでなく、生活の多くの点で不利益を与えQOLの低下に繋がる。特に日本人においてはβ3アドレナリン受容体の変異の頻度が高く肥満しやすいこと、および欧米人と比較して軽度の肥満でも代謝疾患を引き起こすことから、その治療法の開発は特に重要視されている。食習慣、運動不足、環境因子など、複数の要因が複雑に絡み合っている所謂「原発性肥満」の場合、その原因は「過食」「摂食パターンの異常」「遺伝」「運動不足」「熱産生機能障害」の5つに大別される。
我々は青年後期(28歳、男性)に急激な体重増加を呈した症例に対して、上記5つの要因のうち特に「過食」「摂食パターンの異常」「運動不足」に着目し、この3項目を改善することで得られる体重減少について検討を進めることとした。この3項目を適切に組み合わせながら改善することはQOLの低下を招かずに効果的に体重を減少させることが予測される。 

<研究方法、結果>
研究協力者(以下Kとする)は、この一年間で体重が53kgから61kgへと、8kgの体重増加を呈した。身長が175cmであるためまだまだ正常範囲内ではあるが、このような急激な体重増加を危険視し、また当人の「礼服がキツくなった」などの証言からQOLが低下していると判断し、体重の減少作用について検討を進めることにした。
「過食」については夕食で一日の摂取カロリーのうち7~8割を摂っていたのを改め、夕食時のおかわりを無くす代わりに、摂らないことの多かった朝食をきちんと摂ることにした。また夕食が午前0時過ぎであることに起因して夕食後1時間以内に睡眠を取ってしまう生活を改め、頑張って2時間程度起きていることにし「摂食パターン」の改善を試みた。同時に「運動不足」の一因になっていたエレベーターの使用をやめ、階段を使用することにした。
体重の減少には基礎代謝を上げることが効果的であるが、そのためにKは猫背を矯正し姿勢を正すことを意識づけた。姿勢を正すことで腹筋・背筋が鍛えられ、基礎代謝が増すと考えられる。
以上のことを気をつけたところ、実践してまだ3日ではあるが体重が61kgから59kgとなり、一定の改善効果が得られた。今後も経時的に体重を測定し、詳細な検討を進める必要がある。

 

<ブログ風に簡単に>
先日、健康診断があったんです。
不健康診断とも揶揄される健康診断です。
幸い、全てが正常値で一安心だったのですが、残念なことに体重が8kgも増えていました。
人生で一番重い瞬間、それは今。
「重い」が「大切」「重要」と言う意味なら良かったのですが、文字通りの意味なのがとても残念です。
何となく腹回りが気になっていたのは決して気のせいではなく、私の場合内臓脂肪型の隠れ肥満っぽいので、実はとってもやばめです。
頑張って適当に体重を減らす努力をしてみようかなー、と思っているので適当に頑張ってみようと思ってます。