どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

夕焼けを見た後

Yuyake

今日の夕方、非常に綺麗な夕焼けが見えました。
綺麗を通り越して、不気味なほどの夕焼け。
これから、何かとんでもないことが起こるんじゃないかと、ついそんなふうに予感させるような、赤々とした夕焼けでした。
手元にあったiPhoneで写真を撮ったのですが、写真だとイマイチ夕焼けの綺麗さ、不気味さが伝わりませんね。
一眼レフを買っ(以下略

そして、夕焼けを堪能して研究室に戻りました。
しかし何か様子がおかしい。
夕暮れ時は「黄昏」と言いますが、これはもともとは「誰そ彼」が変化したもので、言葉の意味は「あの人は誰?」です。
昼と夜の境目、あの世のこの世の境目、あの人は誰?人間?物の怪?
そんな意味らしいです(たぶん)
様子がおかしいのは、先ほどの夕暮れにまぎれて何かがやってきたのかもしれない、と少し神経を尖らせました。

ぴちゃん

ぴちゃん

妙な音がします。
水の滴る音。
水の滴る音は怪談の定番です。

気を張りながら辺りを慎重に調べると、天井から水滴が垂れてきていました。
なーんだ、この音か。
しかしここは12階建ての7階、水が滴ってくるのは変です。
さては妖怪の仕業!

上の階が水漏れして、大変でした。
第一発見者でしたので、大学に連絡したり床を拭いたり。
私のところは幸い大した被害は無かったのですが、隣の部屋が大変だったみたいです。

今回のところは人災だったので、言うこと聞かない悪い子だから夜中に迎えに来られたわけじゃなくて良かったです。