どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

髪の毛を切ると寒い

つい先日、一ヶ月くらい前に髪の毛を切りました。
髪の毛は一年間で大体3~4回も切ってますから、このこと自体はそう珍しい出来事ではありません。
いつものお店に行って、いつものようにこちらの希望するヘアアレンジを伝えるだけです。
いつも通りが一番。

このお店に行くのは、たしか3回目でした。
最初に行ったのが、東北地方太平洋沖地震のあと、ただでさえ地震の前から「もうそろそろ切らないと限界だよね?」というくらいのギリギリアウトくらいの長さだったところに地震が来てもうモサモサになってどうしようと思っていたところにいち早く開店してしかも安く切ってくれたのでしばらくはここに通おうと思ったのが昨年の4月ですので、多分3回目です。

3回目。
初めてでも2回目でもなくて3回目。
最初のドキドキを越え、今回も大丈夫だったとの経験を積んでの、3回目。
2度あることは3度ある。
3度目の正直。

3度目ともなればもう慣れたものですので、挙動不審さの欠片も感じさせないスムーズな動きで入店して、自分の順番になるのを待ちました。
呼ばれて、座って、どのように切って欲しいかの要望を伝えました。

「あ、全体的にいい感じに短くして下さい」
「あ、あと全体的に梳いて下さい」
「あ、あと前髪は下ろしたままでちらっと目にかかるくらいの長さにして下さい」

いつも通りにうまく言えました。

私の髪の毛は、短い時にはクセは目立たないのですが、長くなってくると外側にカーブする感じで跳ね気味になります。
ちょうどアシベ(ゴマちゃんの飼主)みたいな感じで。
特にこのクセが散髪の妨げになることは、今まではありませんでした。
私の要望を聞いた理容師さん/美容師さんはいい感じに短くしてくれていたので。

ところが今回の方は「クセが結構あるので、割と長いままにするか、かなり短くしないとダメですねー」と教えてくれました。
私の目的は「髪の毛を短くすること」ですので、不意打ちに若干戸惑いながらも「短くして下さい」と伝えました。

かなり大胆にハサミが入りました。
「ほぉ、そんなに切るのか」と最初の段階で面白くなってしまい、何も言わずに見てました。
その後もチョキチョキとハサミが入り続け、ここ20年くらいでおそらく一番短くなったんじゃないかなー、というくらいサッパリした髪の毛がそこにはありました。
ちゃんとまとまってはいるので、問題には全然なりませんが。
唯一困るのは、私はつむじが2つあるので、後頭部の髪の毛が短いと立ってしまい、一ヶ月経った今でも落ち着かないことくらいで。

そして、この一ヶ月は、近年稀に見る寒波。
期せずして今年の冬はハードモードで過ごすことになりました。
天災と人災がダブルパンチです。