うみぞい
先日、仕事の関係で気仙沼まで行って来ました。
同行した人が津波について物凄く詳しい人だったため、非常に勉強になり、とても有意義な出張だったのですが、途中、南三陸町に立ち寄りました。
防災対策庁舎です。 もうすぐ3年ですが、あの日の様子を今でも伝えていました。
この写真の一番上に、アンテナが写っていて、そのアンテナの全体は写ってないのですが、このアンテナの先まで、津波がきました。
つまりは、この写真に写っているところは全部、水の下だったと考えると、にわかには想像すら困難でした。
防災対策庁舎に限らず、これらの「震災遺構」の扱いには、今後、ますますの議論があると思います。
何にせよ、議論をつくして、多くの人が納得できる形になれば良いと思いました。
やはりまだ、何もありません。
何もないように見えますが、でも確実に進んでいる様子も見えました。
写真では少し分かりにくいかもしれませんけれど、奥には「盛り土」をしている様子が見えると思います。
この辺は4メートルの嵩上げをするそうです。
また出張で出かけることもあると思うので、変化する様子を少しずつ、自分の中に貯めていければと、そんなふうに思ってます。