どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

一年半

今日は9月30日。
「年度」の考え方をした場合の、今年度の半分が終わる日です。
時間の経つのは本当に早くて、その割に何も仕事が進んでいない状況があって、このままだと大変マズいなあ、と思いながら人生を消費する日々です。

私が一応「教員」として大学に勤めるようになってから、一年半が経過しました。
今から考えれば、この一年半でもっと沢山のことを出来ていたんじゃないか、という気にさせられますが、多分何度この一年半を繰り返しても、同じくらいのことしか出来ていなかったようにも思います。
圧倒的に経験値が足りていませんでした。
レベル1でスタートして出来るのは、せいぜいスライムを倒すことくらいです。
到底ロマリアには着けません。
ピラミッドを攻略した後に「今考えればロマリアなんて楽勝だよなあ」と思っても、それは気のせいなんです。
ちなみに、今の私は感覚としてはまだレーベの村についた頃かもしれません。
隣町。

書こうと思っていた話題があります。
生命科学を研究する上での、大学院生、ポスドク、教員のことを、あくまで自分の経験に則った形ではありますが、比較するには私は絶好の位置にいます。
「兼業研究者」「兼業教育者」であるところの「大学教員」について、あるいは「大学教員」と「学生」のと関係性について、書きたいこと、書きたいけど書けないこと、書きたくないけど書いた方が良いこと、色々です。
そのうち、この辺のことは小出しにしたいのですが、書き始めると結構な労力になりそうなので、若干躊躇してしまうこともあります。
特に学生との関係については、考えるところが多いです。
他にも、自分自身の身分の別の言い方である「ピペド」とか、そんな話題もネタにしたかったり。

明日は10月1日。
後半半分では強烈に巻き返して、せめて誘いの洞窟を抜けてロマリアに辿り着けるように頑張りたいです。