どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

読書

学習のペンギン・ハイウェイ

森見登美彦氏の著作の一つである「ペンギン・ハイウェイ」を読みました。 すごく面白かったです。 ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)森見 登美彦 KADOKAWA / 角川書店 2012-12-25by G-Tools あらすじについては書きすぎるとネタバレになってしまいますので、…

電子書籍に侵食されて

新年も3日を過ぎて、ちょっと遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い致します。 今年はお正月が3日だけで、明日から平常の生活になると思うと、少々不本意で耐え難く、あと363日位(うるう年なので)お正月…

ジャンプ+ on iPhone 6 Plus

昨日発売の週刊少年ジャンプから、オンラインでの配信が始まりました。少年ジャンプ+1冊買うと300円、定期購読では月に900円です。紙媒体の週刊少年ジャンプは大体、一冊250~270円くらいです。 ご存じのように私は25年以上、毎週ジャンプを欠かさずに読んで…

2013年

2013年も残すところあと僅かになりました。 最近は意識してブログの更新を多めにしていましたが、明日も更新できるかは明日の風のみぞ知ると言った感じですので、今日のうちに少し振り返ってみたいなあ、と思いました。 と言っても、そんなに振り返るほどの…

10年の終わり10年の始まり

先日、8月2日に日付が変わった頃に、こんな本を読みました。「20代にしておきたい17のこと」20代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)本田 健 大和書房 2010-04-09売り上げランキング : 467おすすめ平均 松岡修造並に熱い本学ぶところは大きい人生の軸が、ち…

大全集が届かない

以前もブログに書いた、藤子・F・不二雄先生の全集が、本日7月24日から刊行をスタートしました。 私は当然のように全巻を予約して、発売日を首を長くして待ってました。 ホント、2 cmくらい伸びてます、多分。 全巻を一括払いですので、第一期33巻分の5万円…

こんなことできた

(クリックで拡大します) 藤子・F・不二雄先生の全集が発売になることは、以前書きました。 どことなくなんとなく;大ニュース その予約受付が開始していたので、当然のように全巻予約購入することにしました。 予約したい方はこちらから。 今回の全集は「…

本棚を購入

本棚を買いました。比較的大きなもので、サイズは幅が120cm程度、高さが200cm程度です。 こんなの。 扉を開けるとこんな感じ。棚板も本も入れる前の、すっぴんの状態です。 本棚の目的は本の収納だけではなく、保存にもあると考えているので、今回はガラス戸…

大ニュース

何と!藤子・F・不二雄先生の全集が発売されることになりました!!!小学館;藤子・F・不二雄大全集 藤子・F・不二雄先生の生み出された漫画作品完全網羅を目指し、2009年7月下旬より、いよいよ刊行を開始致します。 第一期は2009年7月から2010年6月、33巻…

少年

いつまでも少年の気持ちを忘れていない私ですので、毎週週刊少年ジャンプと週刊少年サンデーは欠かさずに購入しています。今年で29歳ですから、まだまだ少年のはずなのです。そもそも少年と大人の男の違いは、玩具の値段だけなんです。 その「値段」なんです…

運命の出会い

昔から、本との出会いは「一期一会」だと思ってます。そのことは以前もブログのネタにしました。どことなくなんとなく;一期一会 「この本が欲しい」という指定がなければ、本は見つけたときに買ってしまわないともう二度と出会えないことが多々あります。先…

乾いた視線

「GOTH」を読みました。 "GOTH 夜の章 (角川文庫)" (乙一) "GOTH 僕の章 (角川文庫)" (乙一) 「GOTH」は、主人公とその友人である森野が登場する短編の連作です。 一個一個は独立した話で、それぞれが緩く繋がっている感じ。 乙一さんの本を読むといつも感じ…

幼年期の終わり

SFという一つのジャンルに「幼年期」に相当する時代があるとすれば、アイザック・アシモフ、ロバート・A・ハインラインと共にその時代を築き、次のフェイズへと導いたのはアーサー・C・クラークその人をおいて他に居ないように思います。その、アーサー・C・…

案外満足してる読書欲

つねづね「あー、本が読みたい」と思っているんですけど、最近はこの読書欲がそれなりに満たされています。Advanced W-ZERO3[es]と青空文庫の組み合わせが、想像以上に快適で。以前、その系をセットアップしたことは書きました。 どことなくなんとなく;電子…

想定未来

1月7日は事務への博士論文の提出期限だったので、提出しました。 これから「修正」という名目の執筆作業がスタートします。 完成には程遠いので…。 しかし、博士号に一歩近付いたのは事実です。 そして、そんな「博士号取得者」すなわち「博士」の果て、想定…

研究者の上澄み

「生物と無生物のあいだ」を読みました。 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)posted with amazlet on 07.11.11福岡 伸一 講談社 (2007/05/18)売り上げランキング: 23Amazon.co.jp で詳細を見る 非常に面白い本でした。 感想を一言で言うなら「きれ…

読みかける

読みかけの本があると落ち着きます。 何故ならば、読むべき本が存在しているからです。 一日に例え数十分程度でも、「本を読む」ことをすると、何となく気分が違ってきます。 楽しみながら、味わいながら読了するまでの時間を過ごせるのは、とても贅沢である…

終わりの始まり?

いしかわじゅんさんのブログに気になる記述がありました。 (はてなブックマーク経由での情報) 一部だけ引用します。 コミックボンボン休刊か……。 朝日ソノラマがなくなって、ネムキはどうなるんだ。 漫画誌はどこも厳しいな。コミックボンボンが休刊するら…

残念

朝日ソノラマ - 新着情報 当社は9月で店仕舞いします。 ということで。 老舗の出版社が一つ消えてしまうようです。 私にとって「朝日ソノラマ」は「サンコミックス」と「マンガ少年」のイメージなのですが、それらを出版していたところが無くなるというのは…

孤独のグルメ

「孤独のグルメ」という本(マンガ)を読みました。 凄く面白かったです。 でも、同時にこの本は何故こんなにも面白いんだろう?と不思議に思う本でもありました。 "孤独のグルメ" (久住 昌之, 谷口 ジロー) 個人で雑貨の輸入商を営んでいる主人公、井之頭五…

本を読みたい

最近本を読んでません。 活字自体は毎日それなりの量を読んでますが(主にパソコンのディスプレイ上で)、全く満足感がありません。 やはり「本」という媒体で読みたいんです。 ディスプレイ上の活字は、「読む」という感覚を得にくいです。 どちらかという…

感情のない世界

ちょっと前、多分去年の8月くらいに乙一さんの小説の「夏と花火と私の死体」を読みました。 "夏と花火と私の死体" (乙一) これは乙一さんのデビュー作で、彼が16歳のときに執筆した作品なのですが…。 読んでいて凄く不思議な感覚のする作品でした。 少しだけ…

本屋が好き

私は本屋が好きです。 新品の本を扱っている本屋も好きですし、古本を扱っている本屋も好きです。 定年後は趣味と実益を兼ねて古本屋をやりたいと常々思っているのですが、趣味を優先しすぎて生活できなくなりそうなので、生活基盤はしっかりと持った上で古…

統計のまやかし

実験をしてデータを出しても、統計処理をしないとその数値に意味はありません。 でも「統計処理」って結構難しいのが悩みのタネです。 「統計なんてどうにでもできる」という部分が少なからずあるからです。 また、学会や下手をすると論文でさえも、「統計的…

読みたいだけなのに

私はプロフィールのところにも書いてあるように、藤子・F・不二雄先生の作品が好きです。 おそらくかなりの影響も受けていると思います。 小学生の頃に買ってもらった「ドラえもん」の漫画本が原点です。 好きな作家の作品を全部読みたいと思うのは、そんな…

活字中毒

最近、通学時の地下鉄の中では本を読むことが多くなりました。 以前は携帯でゲーム(テトリス)をやっていることも多かったんですが、それだと時間が勿体ないな、と感じるようになったこともあって。 あと、テトリスでは新記録が出ることが稀であるくらいに…

自由未来

久しぶりにSFを読みました。 ロバート・A・ハインラインの自由未来です。 ハインラインは20世紀アメリカを代表するSF作家であり、代表作としては「月は無慈悲な夜の女王」や「夏への扉」が有名です。 私はこの「夏への扉」がとても好きで、たまに読み返して…

積ん読

どんどんどんどん積み上げられていきます。 読まないつもりではないんですけど、読むのがいささか大変な量になってきました。 積み上がっているものの大部分は雑誌なんですけどね。 しかもまだ買ってないけど読みたい本もあるんですから、目も当てられません…

ぐーたらのお伴

今日は本気で一日ぐーたらしてました。 起きたときは既に夜の帳が落ちようとしている時間でしたし。 一日を無駄にした感が、たまらなく心地いいと思いました。 できればもう2, 3日こんな生活をしたいくらいです。 一日ぐーたらしているに当たり、昨日から綿…

一期一会

人との出会いのみならず、物との出会いもまたとても重要です。 ふらりと入った本屋さん。そこで見かけた素敵な本。 何となく気になる本。 このような時は、「その本と縁があった」ということでつい買ってしまうことがあります。 こういう本って、「後で買え…