どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

手続きなど

博士論文の本審査も終わり、すっかりと隠居気分を隠しきれない今日この頃ですが、色々と手続きをしないとならない状況です。
主なものは3つありまして、一つは大学院の修了のために必要な手続き、一つは春からの就職のために必要な手続き、もう一つは奨学金という名の借金のために必要な手続きです。
どの手続きも同程度に大切です。
必須、という意味で。

大学院の修了のための手続きで残っているのは、D論の本提出です。
これはしっかりと製本をして提出しないとなりません。
なのでそろそろ入稿しないとならないんですが、本審査が終わった解放感で全くさっぱりこれっぽっちも手を付けていませんでした。
でも、うっかりしてたんですが、製本が仕上がってくるまでの時期を考えると実は結構ギリギリでした。
火曜日に入稿しないとちょっとマズい感じです。

ポスドクのために必要な手続きは、履歴書や修了見込み証や住民票等が締切の時期でした。
保険や年金、給与振込の手続き等はまだ余裕があります。
ぼちぼちと、色々な書類を提出することで「やっぱポスドクに来なくていいや」と思われないように既成事実を作っておかないとなりません。
この世界は契約社会ですからね。

奨学金は、現在素の状態では600万円以上の借金があります。
これをどうにか免除してもらえないかと画策中です。
数年前に日本育英会から学生支援機構へと改編された影響で、免除のシステムが変わってしまってます。
修士の頃に借りていた分については研究職に就けば免除されると思うんですが、博士の頃に借りていた分については、自分が優れた業績を有することを証明して免除してもらわないとなりません。
無駄に沢山学会で発表しておいて良かったなあ(博士の三年間で13回程、もうちょっと増えるかも)と思いつつ、自分の業績をまとめています。
論文がもうちょっとあれば良かったんですが、出版された論文の他に投稿中のものが一個と日本語と英語の総説がそれぞれ一個(共著ですけど)あるので、どうにか半額でも免除されないかなあ、と思っています。
科研費やら研究費やら他研究所での実験やら実験指導も考慮してくれるようなので、それらも最大限に生かしつつ。

まとめると、キレイな体でここを出て行くための手続きばかりです。
あと2ヶ月弱。