どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

送別会

今日は研究室の先輩の送別会でした。

この先輩は8月からニューヨークでポスドクをするので、このような少し中途半端な時期に送別会となりました。

私はこの先輩には大変お世話になったこともあり、感慨深いです。

自分が5年前に研究室に配属されてから、ずっとこの先輩は研究室に居てくれました。

私にとっては居てくれるのが当たり前で。

そんな人が居なくなってしまうと言うことは、少し不思議です。

正直、居なくなった後のことはあまりイメージが湧かないのですが、きっとすぐに慣れてしまうんだと思います。

人も時間も、一カ所に留まることはしないものだと思うので。

私だって流れていくわけですしね。

送別会で飲む酒は、少し違った酔わせ方をします。

心の表層は楽しく、深層は静かで穏やかで少し寂しい酔い方です。

居酒屋の安酒でも美味しく感じる酔い方です。

送り出す側も送り出される側も、楽しく別れられれば最高です。

今はすっかりと酒気は抜けてしまいました。

残されたのは、少しだけのしんみりとした気持ち。

お互いに頑張りましょうね、ということで。