どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

ちゃんと考えてないでしょ

私は本を読むのが好きなんですが、読んだ本を集めるのも好きです。

コレクター体質です。

友人に借りた本でも、気に入ったものは自分用に購入します。

一応、手元に置いておけばいつでも読めると言う理由で。

本当は欲しいだけです。

所有欲。

だから、本がどんどん増えていって、収拾がつかなくなるのですが、その状況もそれはそれで楽しいものです。

ところで、こんな記事を見つけました。

売った本に販売証明シール 全国初、書店の万引対策

ちょっとだけ引用します。

万引された本が古書店に転売されるのを防ぐため、福岡県警と福岡県書店商業組合(約430店舗)は、店頭で代金が支払われた本に「販売証明シール」を張る制度を今夏にも始める。
私が住んでいるのは仙台市なので、今のところ関係ないと言えばそうなのですが、いつ全国に波及するともしれません。

この件に関して、私が言いたいことは一つだけ。

シールは、もちろん剥がれやすくて剥がした後にシールが貼られていた形跡が残らないようなものなんですよね?

新品を買ったばかりの時からシールの剥がし痕があるなんて、耐えられない。

コレクターですから。

つまり私のようにシールを速攻で剥がすような人間が居る限り、この制度は意味が無いんですよね。

古書店は「販売証明シール」の貼ってある本しか買い取らないことにしないとこの制度は意味が無いですし、かと言ってシールが貼られている本ばかりではないですし。

そもそもこの制度より前に販売された本にはシールが貼られてないんですから、シールの貼られた本しか買い取れないのであれば、古書店は大打撃です。

ということは結局、シールの有無に関わらず古書店は本を買い取らざるを得なくなります。

シール、無意味。

じゃあ、無駄に本を痛める可能性のあるシールなんて、貼る必要がないと思うんですが、そこら辺はどう考えているんでしょう?