どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

久しぶりの経験

実験中にティンッと閃きました。

唐突に、何の前触れもなく。

「あー、牛丼食べたい」

吉野家の牛丼が食べたくなってしまったんです。

前回食べたのは、吉野家の牛丼が販売停止になる前ですので、もう何年も前です。

個人的に狂牛病なんてあんまり気にしないのに、食べられない状況というのはとても残念でした。

先日(数ヶ月経ってる?)吉野家が牛丼を再開したことを突然思い出してしまいました。

このようなものは一度気になると、あとはずっと気になってしまいます。

気になったままだと頭の中が牛丼で一杯で他には何も考えられなくなってしまうので、昼食に食べに行きました。

時刻は午後8時くらいです。

この日2回目の食事でしたし、0時過ぎに夕食を食べているので、誰が何と言おうとこれは「昼食」です。

大学から最寄りの吉野家までは自転車で10分ほどかかるため、地味に遠いです。

しかしその程度の障害は、今日の私の欲求にとってはものの数に入りません。

颯爽と自転車に乗って出かけました。

頭の中は数年ぶりの「吉野家の牛丼」で一杯です。

「牛丼並盛り一つ」

早速注文をしました。

牛丼本来の味を楽しみたいので、余計なオプションは一切無しです。

待つこと数分、牛丼が目の前に運ばれてきました。

牛丼の匂いを感じての第一印象は「牛くさいな」でした。

箸で一口頬張ってみる。美味い。

確かに「吉野家の牛丼」の味でした。

凄く久しぶりで、凄く美味しい味でした。

でも、箸を進めていくうちに、何故か吉野家の「豚丼」が気になって気になって。

と言うのも、牛丼が食べられない間は豚丼を食べていたんですが、私はこの豚丼が結構好きなんです。

突発的に食べたくなるくらいに。

牛丼を食べられなかった間、私を楽しませてくれた豚丼

本命の牛丼か、今まで近くで支えてくれた豚丼か。

恋愛沙汰だったとしたらちょっとした修羅場になっていたくらいの感情です。

対象が牛丼と豚丼で良かったです。

まさか牛丼を食べて豚丼が恋しくなるとは思ってもいませんでした。

ということで、近いうちに豚丼を食べに行こうと思ってます。

もちろん、昼食に。