どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

季節感

春夏秋冬にはそれぞれ、その季節に応じた楽しみ方があります。

これから夏がやってきますが、夏の暑さを感じて、夏の日差しを浴びるだけでも充分に楽しく、気持ちがいいです。

一方で冬は、研ぎ澄まされた空気の感じや、張り詰めた冷気、深々と雪の降る様子には何とも言えない趣があります。

夏には夏を好きになり、冬には冬を好きになるので、自分でも得な性格をしているなあ、と感じています。

しかし、どうにも我慢出来ないことがあります。

それは室内の環境。

何故、夏には冷房の効き過ぎで寒い思いをして、冬には暖房の入れ過ぎで暑い思いをしなければならないのでしょうか。

ある程度の空調は必要だと思いますが、やり過ぎは良くないと思います。

私の研究室ではすでにクーラーの電源が入れられているため、とても寒いです。

個人的には除湿程度で充分だと思うんですけどね。

あまりにも寒いので、こっそりと温度設定を28℃にしておいても25℃に戻っていますし、ひっそりと除湿モードに変更しておいても冷房モードに戻っていますし。

何よりも解せないのは、未だに三枚も重ね着をしている私が寒いと感じているのに対し、半袖のTシャツ一枚の人たちが暑い暑いと言っていることです。

しかも問題なのは、「暑い」と言っている人たちの方が多数派であることです。

私とは根本的に何かが違うとしか思えません。

例えば実は違う生き物だったとか。

温度感覚が他の人たちとは違い、孤軍奮闘している私の方がむしろ人間ではないという結論になってしまいました。

何やらとても悲しいですし、やっぱりこの部屋はとても寒いです。