どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

プレゼンテーション

来週の学会で口頭発表をします。

自分の研究成果のプレゼンです。

このような場での口頭発表は、多分8回目です。

「まだ」8回なのか、「もう」8回なのか。

それでちょっと分かってきたことがあります。

以前も書きましたけど、私がプレゼンをする際に気をつけているのは「スライドはシンプルに」「説明もシンプルに」「情報を過不足無く」です。

そして、原稿等は読まずに、その場の状況に応じて言葉を選びます。

制限時間内に言えることは限られています。

如何に分かりやすく、如何に印象的にプレゼンできるかが大切だと思ってます。

それで、結局何をプレゼンしているか、ということです。

私の場合、一義的には「研究成果」です。

「こんな結果が出たよ。どう?面白いでしょ?」

でも実際には、こんな面白い結果を出した「私自身」をプレゼンしているんだと思います。

スライドの出来映えや内容は勿論、説明の際の態度、言葉使い、議論の質、などです。

その結果、私自身を印象づけることができれば、そのプレゼンは完璧です。

場合によっては共同研究等に発展する可能性もあります。

「この人と一緒に仕事をすれば、自分にも利益になる」と相手に思わせられれば、勝ちです。

こう思わせるためには、スライドが見にくかったり、原稿を読んだり、暗記してきたのを一本調子で言ったりするのは、話になりません。

堂々と、ばーんと発表すればいいんだと思っています。

スライドの原稿を作るのが面倒なので、色々理由を考えてみました。

とは言え、要点をまとめて制限時間内に発表できるようにくらいはしておかないとなりませんけど。