どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

梅雨入り

今日、東北南部でも梅雨入りをしたようです。

これから梅雨が明けるまでは、毎日晴れたり曇ったり雨降ったりの天気です。

ちなみに今日は雨でした。

一年で一番気持ちの良い季節は5月の新緑の頃だとすると、6月の梅雨時は一年で一番さめざめとした気分に浸れる季節だと思います。

屋上の入り口(つまり建物の出口)に腰を下ろし、雨の降る様子を眺めながら飲む「あったか~い」コーヒーもまた、中々美味しいものです。

雫が落ちるときの、単調さの中にも変化に富んだリズムを感じていると、妙にしんみりした気分になるんですよね。

これは梅雨時の醍醐味の一つです。

そして、梅雨が明けるといよいよ夏本番。

夏というとギラギラした太陽とモクモクした白い雲、スイカ、水着、ペヤングソース焼きそば、と相場は決まっています。

これからやってくる夏との対比を楽しむのも、梅雨という季節かな、と思いました。

ところで、自分の生活に直接関係あるのはペヤングソース焼きそばだけでした。

仙台では数年前、梅雨が明けずにそのまま秋雨へと変化し、「夏」が無かったことがあります。

これはつまらない。

その季節の空気の匂いを感じることが楽しみの大部分を占めている私にとっては、耐えられません。

よく、つらい状況にある人を励ます言葉の比喩表現として

「止まない雨はないよ。今がつらくてもこれから必ず晴れる日が来るよ」

という文言がありますが、明けない梅雨はあるので注意が必要です。