リスクマネージメント
物事を決定する際に、何らかの「リスク」があったとします。
そして、その「リスク」にはチャレンジするだけのメリットがあるのか、或いはリスクを被ったときのデメリットの方が大きいのかということは、決定する際の大きな要素です。
判断基準は色々あるかとは思いますが、判断を下す際には必ず考慮しなければならない事柄です。
お昼ご飯を買うときに私は主に大学生協の購買を利用するのですが、そこには数種類のメニューが並んでます。
お弁当と、丼ものと。
食堂には滅多に行かないため、これらのものを食べることが多いです。
ここで、どの品物を選ぶかについてのリスクマネージメントの問題が発生します。
食べたことのない(=不味いかもしれない)ものにチャレンジしてみるか、いつも食べている(=安心な反面面白みはない)ものを選択するか。
毎日そのような選択に頭を悩ませている結果、カレーを週に3~4回食べている気がします。
カレーを取れば大体安心です。
すでに参加登録も完了し、発表内容の要旨の提出も完了していました。
状況としては、あとは9月にドイツに行くだけ、と。
しかし、ここ数週間で状況が変わりました。
研究面で「ドイツに行くこと」に対するリスクが増大してしまったんです。
具体的にはちょっと書けないんですが、自分以外にも自分と全く同じ研究が実現可能であることが判明してしまったというか、そんな感じです。
ここで敢えて勝負を仕掛けて自分の研究をアピールしてくるべきなのか(同時に研究内容を知られることになるリスクが発生しています)、とりあえずリスクを回避して論文として発表する準備を淡々と進めた方がいいのか、という決断を迫られました。
このリスクが杞憂に終わる可能性も、もちろん高かったです。
というわけで、またカレーを選びました。
このカレーが自分の予想以上に美味しいことを願っています。