どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

思い出す機会があったので

先日、宮城県石巻市に行って来ました。
何故かというと、当然用事があったから何ですが、その用事はホント大したことではなく、親戚関係です。
具体的に言うと、9歳も歳下の従姉妹が第二子を産んだので、そのお祝いです。
私がのほほんと独身を続けている間に、随分と差がついたものです。
人生の進むスピードが全然違う気がしてなりません。

私は、親戚が大体仙台かその周辺に住んでいて、私自身も仙台を脱出できずに住んでいます。
ちょっと前までは全国的にそれほど有名でなかった仙台市周辺の市や町も、有名になってしまうような出来事が少し前にありました。 

ishinomaki.jpg

やっぱりまだまだかなりの爪痕が残ってました。
この写真は海のすぐ近く、まだ水没していました。
ちなみにこの記事にある島に行った時に乗った船が出発する場所の、すぐ裏だったりします。
どことなくなんとなく;離島へ
どことなくなんとなく;ちょっと贅沢な時間

あとは、海の近くはだだっ広い原っぱになってました。

改めて振り返ると、少しだけ普段自分が生きている生活圏から逸脱すると、変わっていないようで変わってしまったことが見えてきます。
何十年も住んでいた家が全壊して生活の変化を余儀なくされた祖母も、まだ全然元気そうではあるのですが、自分が考えていたよりは早いスピードで衰えているように見えます。
私自身かなりのんきで、気づかなかったり気にしなかったりしたことも多いのですが、自分の周りのすぐ近くにいる人達に対してくらいは、できることは少しでも動かないとならないなあ、と何となく思った次第。