ボトルアクアリウムのようなもの
今日は以前書いたように私の生誕12345日目らしいのですが、そのことで何かを書こうとウンウンと考えても特に何も思いつかない残念な感じでしたので、ここ1ヶ月以上暖めていた別の話題を書ければと思います。
感覚的にはちょっと前、実際は大体3年くらい前に一時期「ボトルアクアリウム」に興味を持って調べていた時期がありました。
ボトルアクアリウムと言うのは、小さなビンの中に小魚や小エビを飼育するアクアリウムの形態のことで、手軽である反面、水質などを保つのが難しいという面があります。
ビンの中の環境をなるべくバランスを取り、水質の悪化を防ぎつつ、うまく飼育できれば、これは中々面白いと思うのですが、当時は結局実行には移さずにいました。
周りには「アカヒレ(ボトルアクアで使う代表的な小魚)が欲しい!」と吹聴していたのですが。
すると最近、その吹聴を覚えていてくれた人が、ボトルに入って売られているアカヒレをプレゼントしてくれました。
(若干ピンぼけです、2匹入ってます)
これが大体4月の始め頃でした。
このまま1ヶ月ほどデスクの上で飼育して、たまに眺めて楽しんだり、場合によっては眺めて楽しむ合間に仕事をしたりしていたのですが、如何にも小さすぎて、このままだと水質などの観点から維持できないのではないかと思うようになってきました。
うーん、じゃあボトルを少し大きくして環境を作りなおすか、と思うに至り、ゴールデンウィークを使ってボトルの立ち上げを行いました。
ボトルには、ちょうど空になって手頃の大きさだった、見たことある人は見たことあるボトルを使い、水の準備、底石の準備、水草の準備を行い、新規ボトルを立ち上げました。
(やっぱりちょっとピンぼけです)
ボトルアクアの場合、水質の維持が何よりも重要です。
その場合、魚の排泄するアンモニアを分解する微生物を繁殖させることと、呼吸に必要な酸素を供給するために水草を入れることが大事です。
今回の場合、バランスが取れていい感じに微生物が繁殖していると思われていた小さなボトルの中に入っていた水、水草(ウィローモス)、底石は、全て新しく立ち上げたボトルに再利用しています。
加えて、底石としては、普通のアクアリウムでは「濾過用」として使う微生物が繁殖しやすい石を使い、水草には水質の変化に強い「アナカリス」を入れました。
アナカリスは和名を「オオカナダモ」と言って、高校の生物の教科書に出てきて「原形質流動」を観察できるちょっと研究室っぽい水草であることも決め手でした。
あとは水草の光量の確保のために、100円ショップで購入したUSB-LEDを使用しています。
暗くするとこんな感じ。
このボトルを立ち上げてから3週間近く経過しましたが、水換えも必要のないくらいに水質も安定しています。
しばらくはこのまま様子を見つつ、眺めて楽しみたいと思ってます。
とりあえずの懸念としては、そのうちにコケが生えてくるのではないかということです。
その場合、コケ取り要因として小エビを1匹だけ導入しようと思っていますが、そのことでバランスが崩れてしまうこともやはり懸念材料です。
ヤマトヌマエビにするか、ミナミヌマエビにするか、心配はつきません(わくわく)。