どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

あんた、誰?

今日大学の廊下をヒョコヒョコと歩いていたら、女の人に声をかけられました。

名前を呼ばれたので、その人は私のことを知っている人です。

でも、私には彼女が誰だかが分からない。

さっぱり分からない。

全然分からない。

適当に話をしながら、必死で頭の中で人物照合をしてました。

彼女が言うには高校の時の同級生だったらしい。

高校のとき、三年間クラス一緒だったのに(理数科だったので1クラスしか無かった)、名前が出て来ない。

何しろ高校を卒業して以来会ってないはずなので、かれこれ7年近く経過している計算になります。

18歳から25歳って言ったら、そりゃあ人相も変わるので、誰だか分からないのも仕方ないですよ。

あれ、向こうは一発で私のこと分かったな。

というわけで未だに名前を思い出せないでいます。

顔はおそらくあの人、というのは思い当たりました。

何というか、喉に魚の小骨が引っかかって取れない時のような心境です。

家に帰ったら卒業アルバムで確認しよう。

そして今度彼女と話す機会があったら謝ろうと思ってます。

完全に覚えてないことバレてたと思うし。

私は結構多いんですよね。

相手は自分を知っているのに、自分は相手に心当たりが無いとき。

絶望的なまでに顔を覚えるのが苦手なんです。

あと、謎なことに面識が無いのに私を知っている人が結構多いんです。

そう言う意味では、小学生の「名札」ってのは秀逸なシステムだと思いました。

どうせ国民総背番号制を導入するなら、徹底的に導入してしまって、みんなが名札を付ければ良いと思います。

背番号の上に「KASA」とか名前を入れちゃえば、何かカッコいいし。