どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

心は亡くさない

現在、結構そこそこそれなりにとても多忙になりかけています。

でも「多忙」と言ってもこうやってブログの更新は出来ているくらいですから、その程度の多忙さです。

でもブログの更新は出来ているとは言え、書く内容をゆっくりと考えることはできないくらいの多忙さです。

内容がつまらないのは、考える時間が足りないからなんです。

「あれ?昔からつまらなかったよ?」とは言わない約束です。

そんなわけで、メール等々の返信も遅れています。

気長に待っていてください(私信)

ゆっくり出来る時間が殆ど取れない状況に陥ったのには、勿論理由があります。

一番大きな理由は、「先送り」するための「先」が無くなってしまったことです。

次に大きな理由は、ずっと「先送り」してきたことの「先」が「今」だったことです。

ご存じの方も多いかもしれませんが、基本的に「博士号」を取って修了するためには、3年間学校に通うだけでは不十分です。

しっかりと研究をして、その成果を「論文」という形で報告しなくてはなりません。

論文を書いて、雑誌に投稿して、載って。

雑誌としては「Nature」や「Science」が有名ですね。

有名だけあって、ちょっとやそっとで載るようなレベルではありませんが。

私は現在、博士課程の最終学年なので、この「報告」の作業を進めているところです。

メインの仕事をきちんとした形で報告するには、その前に2報くらい論文を発表しておく必要があり、今は1報目をどうにかこうにか執筆しています。

最近は夜に中々寝付けないこともあり、昼間に猛烈な睡魔に襲われることがあります。

今日も論文をなんとかかんとか執筆している最中に意識が朦朧としてきました。

睡魔との戦いに敗れた私は、そのまま十数分意識を失っていました。

でも「こびとの靴屋」で描かれているように、寝ている間に小人さんが現れて、代わりに仕事をしてくれることって本当にあるんですね。

目が覚めてパソコンのディスプレイ上の文章を見てみたら、全く書いた覚えのない文章が書かれていました。

小人さんの仕業です。

ただ惜しむらくは、私のところに来た小人さんは、日本語も英語も理解してない小人さんだったみたいで。

「小人語で書かれても困るんだよなあ。小人さんの心意気は有り難いけど。」と思いながら、小人さんの仕事の成果だけど意味不明の部分をさっぱりと全削除して、続きを書きました。