どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

最中

今日、文章を書いているときに、~している最中で~、というくだりがありました。

そこでふと「最中」って「モナカ」だよなあ。何でモナカは最中なんだろう?と疑問に思ってしまいました。

もう文章書きどころではありません。

最中さんが初めて作ったから?

それとも何かをやってる最中に、片手間でモナカを作ったから?

むしろ、モナカから「最中」という言葉の使い方が生まれた?

色々な仮説が頭に浮かんでは消えていきました。

調べて納得しないと仕事になりません。

調べました。

ソースは語源由来辞典です。

モナカは、江戸吉原の菓子屋「竹村伊勢」が、満月を象った「最中の月(もなかのつき)」という煎餅のようなものを作り、それが省略されて「最中」になったらしいです。

「最中の月」は陰暦十五夜の月(中秋の名月)のことで、最も中、つまり満月ということみたいですね。

納得しました。

勉強になって良かったです。

ん?

ということは、巷に溢れる「モナカアイス」、これの大部分は四角ですよね?

「最中」は「満月」、つまりまんまるです。

この定義だと四角は「最中」ではありません。

つまり、「モナカアイス」はモナカではありません。

モナカアイスは「アイス」です。

あれ?矛盾はないですね。

良かったです。