駒大苫小牧
駒大苫小牧での不祥事を受けて、先日の夏の甲子園の優勝旗を返還、のような話が出てきています。
しかし、これはどう考えてもおかしいです。
この件で問題を起こしたのは「指導者」の側の人間で、選手ではありません。
また、高野連への連絡が遅れたのも「学校」の側の人間で、選手ではありません。
つまり「選手」が一生懸命勝ち取った優勝旗を返還するというのは非常にナンセンスです。
筋が通りません。
暴力を振るわれた被害者である選手が、更に優勝旗の剥奪という「暴力」を被るのは絶対におかしい。
責任をとって謝罪するのは、悪いことをした人たちであるべきです。
減給なり懲戒なり、好きにすれば良いです。
責任者は責任を取るためにいるんですから。
この辺が明徳義塾の件とは違うところです。
明徳義塾は生徒が喫煙して、下級生へと暴力を振るったのですから、生徒が責任をとるのは当然です。
まあ、連帯責任になってしまい気の毒な面もありますが…。
責任の所在をキチッと把握して、処分を決めてほしいと願っています。
こんなことで彼らの偉業にケチがつけられてしまうなんて、気の毒で仕様がありません。