天国と地獄
DEAD OR ALIVEでも可。
共同研究をさせてもらっている研究室があります。
その研究室と私の研究室は、同じ大学に所属してはいるものの、ちょっと距離が離れています。
自転車で行けなくはないのですが、標高差が大きいので大変です。
山にあるんです。その研究室。
また、自動車は持ってません。
それ以前の問題として、免許すら持ってません。
なので、移動には主に公共交通機関を使っています。
その研究室からの帰りには、仙台駅から地下鉄に乗ります。
北方面に行く地下鉄に乗れば、自分の研究室に帰れます。
南方面に行く地下鉄に乗れば、自分の家に帰れます。
大きな分岐点です。
時間が早い時は迷わず研究室へと帰ります。
逆に時間が遅い時はもちろん家路を急ぎます。
悩ましいのは、20時くらいの、中途半端な時間の時です。
「やることあるといえばあるけどそんなに焦んなくてもいいかな、いやでも今日やっておくとあとでラクだな、けどめんどくさいな、けどやっといた方が良いな、けど……」
気持ちとしてはこんな感じです。
かの川上哲治はこう言いました。
「来た球を打つ」
流石は打撃の神様です。
私も川上哲治を見習って、「来た地下鉄に乗る」ことにしています。
どっち方面の地下鉄が来るかは運次第。
今日もこの運試しを実践しました。
乗った地下鉄は「地獄行き」