どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

冷たい雨

冷たい雨が降っています。

でもこういう日にちょっと外に出て、息を深く吸い込んで肺を冷たい空気で満たすことは、中々に気持ちのいいことです。

何となく、自分が冷たくて綺麗なものになったような錯覚を覚えます。

いよいよ今年も寒くなってきました。

自分自身の生活は毎日あんまり変わらないと思いながらも、時間は流れゆきますし、季節は過ぎ去っていきます。

ある時、ふとそれに気付いて自分が置いてけぼりになったような気がするのも、それはそれで楽しいです。

精神的に余裕が無い時ほど時間の流れを意識してしまいます。

そのような時には焦燥感と言うか、プレッシャーと言うか、無力感と言うか、そのような感情を抱くこともあります。

しかし例え自分がどんな感情を抱こうとも、季節は移り変わりますし、時間はその歩みを止めません。

だったら自分の意思が全く及ばない「時間」のことに思いを馳せるよりも、限られた時間であっても自分の意思の全てが届く「自分自身」の身のあり方について考えた方が良いのかもしれません。

ただ、色々なことについて無駄に考えすぎてしまうのが自分の悪いクセなので、そんなときは空でも見てボーッとしたり、逆に季節を感じたりするのも良いかな、とも思ってます。

先日屋上でボケッとしている時に撮った写真があるので、本邦初公開です。

夕方ちょっと前くらいに空を見てたら、太陽の下に飛行機雲がありました。

面白いなーと思ったのでとりあえず撮影したものです。

飛行機雲を見ると何故かワクワクしてしまいます。

建物に絡み付いている怪しいツタ植物が紅葉していました。

赤く色づくとますます怪しいです。

怪しいながらも毎年赤くなるのを楽しみにしてたりもします。

このツタ植物の詳しい名前を調べてしまうと怪しい植物ではなくなってしまうので、調べません。

このエントリ的には、これらの写真を撮ってから二日も経ってしまったのか、と考えてはいけません。

ましてや去年同じ植物の写真を撮ってから一年も経ったのかー、やばいなー、一年短いなー、どうしようかなー、とかも考えたら負けです。

ということは、この時点で完全に負けでした。