大人買い
大人買いはその名の通り、大人にしかできない大人の購入方法です。
財力にものを言わせて箱買いしたり一気に全部を揃えたり。
大人気のない大人の買い方です。
私は結構いい歳をしてますけど残念ながら半人前の身分なので、「大人買い」をすることが躊躇われてしまいます。
たくさん欲しい本はあるんですが。
概ねマンガです。
大人買いの対象としては正統派だと思います。
でも踏ん切りがつきません。
なかなか購入に踏み切れない今よりも、むしろ中学生や高校生の頃の方が気前良く「大人買い」していたような感じさえします。
当時94巻まで発売されていたこちら葛飾区亀有公園前派出所を一気買いしたりしたこともあります。
お金の使い方に迷いがありませんでした。
欲しい、だから買うんだ、と。
限られたリソースをどこに割り振るかを考えることは、余裕がないほど真剣味が増すと言うことかもしれません。
でも物欲の対象の価格を当時の十倍にしてみて考えると、今も限られたリソースの割り振り方で頭を悩ませていました。
このブログに書いただけでもiPodやらPowerBookやらデジカメやらイヤホンやらヘッドホンやらマウスやら色々な物欲にまみれていました。
今はメモリを買おうかどうかで悩んでいます。
これらを「大人買い」することは現状では不可能です。
1個を買うか買わないかがギリギリのラインです。
じゃあ、これらの価格帯のものを「大人買い」するにはどれだけブルジョアになれば事足りるんだろう、とちょっと考えましたが、すぐに意味の無い問いだと気付きました。
仮にブルジョアになったときにはきっともっと高いものが欲しくなっていてやっぱり頭を悩ませていることが容易に想像できるからです。
物欲には限りが無いなあ、でもとりあえずは目先の物欲を満たしたいなあ、と考えているうちに一日が終わっていました。