どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

量より質

ちょっとトンカツを食べたんです。
私にとってはなかなか高額で、一人前で2000円くらいでした。
しかし、値段相応に美味しかったので、満足しています。
最近は食べ物にお金をかけることが不自然ではなくなりました。
同じ値段なら量よりも質を取りたくなりました。

大した味ではないものをお腹いっぱい食べるよりは、美味しいものを少量食べた方が満足度が高くなっている感じです。
価値判断基準が段々と変わっていっているんだと思います。
以前の私でしたら、2000円あったら「ラーメンが3杯」「牛丼なら5杯」「カップラーメンなら13個」「そもそも食べ物は要らない、漫画が5冊」と換算していたはずです。
恐らく「トンカツを一人前」は選択しません。
今は、たまにならこういうのも悪くないなあ、と思えるようになりました。
もう27歳ですからね、少し大人になりました。

今回食べたトンカツは、薄くスライスされている豚肉を重ねて揚げてあるようなものでした。
非常に柔らかくて美味。
このトンカツの作製法は、昔見てた「ミスター味っ子」と同じだと記憶しています。
そこで一緒に食べにいった後輩に少しその話題を振ってみたんです。
「これ、ミスター味っ子と同じじゃない?」と。
相手は22歳ですからね、ジェネレーションギャップでした。