ぶつけるためとは言うものの
車のバンパーはぶつけるためにある、とよく言います。
しかし、ぶつけるためにあるとは言え、実際にぶつけないに越したことはありませんので、日々ぶつけないように運転しているわけですが、人間誰しも間違いを犯すもので、ちょっとした出来心からついうっかり、ぶつけてしまうことも無きにしもありません。
つまり、
ぶつけました。
大変残念な結果です。
その日、私はいつものように帰路についていました。
いつもの時間、いつもの道。
たった一つだけ違ったのは、私の前を走っていた車が、白と黒のツートンで、赤色灯を装備していたことだけ。
しかし、私には何もやましいことはなかったのですから、そのまま、私がいつも走る道を堂々と走れば良かったのです。
走れば良かったのですが。
ふと魔が差して、前の車とは違う道、私が通ったことのない道に進路を取りました。
親しみのない道ですので、道を間違え、周りを見渡して車も人も居なかったので、バックして元の道に戻ろうとしました。
バックしながら曲がったら、ガリガリガリとうっかりです。
気のせいかと思いましたが、それが気のせいでした。
その後、修理して、無事に元通りです。
直して済むような事態で済んだことを、とりあえず良かったと思い込むことにしました。
油断すると色々とやらかす感じですので、安全第一ですね。