冷却
先日注文していた冷却台が届きました。
試してみての感想を少しだけ。
ファンをつけると結構音がします。
こんなもんと言えばこんなもんなのかもしれませんが。
しかし、これで冷えるならまあいいや、と思えるくらいの音です。
あまり負荷をかけない作業をしているときはファンを回さなければいいだけですし。
しかし、ファンを付けないとどうにも冷却効果が弱いように感じました。
アルミ製の冷却台なのですから、ファンを付けなくてもそれなりに効果があるはずです。
何故なのかをちょっと考えてみました。
もともと熱は、伝導・対流・放射、の三通りの伝わり方をします。
この冷却台は、売りの一つである動くゴム脚がありますから、厳密に言うとPowerBookと冷却台が密着していません。
すると、「伝導」による熱の伝わりが無くなります。
空気は殆ど断熱材ですし。
となると、「放射」のみになります。
ファン稼働時は「対流」と「放射」の効果が得られます。
つまり、この状況を打開するには冷却台とPowerBookを密着させればいいわけです。
しかし、ゴム脚を取って密着させたのあれば、今度はファン稼働時の空気の通り道が無くなります。
従って、ベストなのは空気の流れを妨げない程度に、冷却台の一部にPowerBookと密着させるためのアルミの板を敷く、ということになりそうです。
今度試してみます。
とは言え、ファンを回せば充分に冷却されている印象です。
これから夏に向けて、ノートパソコンの発熱に悩まされている人は買ってもいいんじゃないかな、と思いました。