どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

卒業

今日はうちの大学の卒業式でした。

学部を卒業した人、修士課程を修了した人、博士課程を修了した人、みんなそれぞれに晴れやかな表情を浮かべていました。

進学する人もいますし、就職する人もいます。

彼らの前途が明るいものであるように、陰ながらこっそりと目立たないように祈ってます。

私は今年は送り出す方の立場なので、ちょっぴり寂しいですね。

私はちょうど一年前、修士課程を修了しました。

自分は進学でしたのでその後も環境自体はあまり変わらなかったのですが、大きく変わったものに人間関係がありました。

というのも、大体の友人たちは修士課程を修了した段階で就職してしまったので、近くにはホントに仲のいい友人がいない状態なんです。

気軽に一緒に酒を飲みに行くこともできやしない。

でも気軽に独りでふらふらできるようにはなりました。

割と心地いい。

2年後、今度は自分がこの場所から立ち去ることになります。

たった2年先のことなのに、全くイメージがつかめません。

どれだけの研究成果を挙げているのか。次の行き先はどこなのか。

全部これからの自分次第なんだな、と思うとちょっとだけ頑張る気持ちにもなりました。

2年後に卒業できなくてしょぼんとしている様子は割とリアルにイメージできるのが凄くイヤ。