悪いクセ
私は自己完結するという悪いクセがあります。
自分で考えて、自分で納得して、終わり。
誰かに言うわけでもなく。
別にとりとめのない考え事とか、個人的な悩み事ならそれでも構わないんですが、問題なのは研究にもその傾向が顕われているということです。
自分で考えて、自分で実験して、自分で結果を考えて、自分で納得して、終わり。
本来ならこの後に、「他人に理解してもらう」という段階が必要なんですけど、個人的に自分一人で満足してしまうことが多いというか。
他者に向けて発表しようと言う意識が希薄なんです。
これはこのままではマズい。
ブログを始めた動機の一つとして、自分の考えを公にするクセをつけたい、というものがありました。
このブログには下らないことしか書いてませんが、それでも「他者に表明する」という本質はブログも研究発表も変わらないのではないかと考えていました。
それで、一応ほぼ毎日、ブログ上で自分の考えの断片を発表するクセはつきました。
ホント大したことは書いていないのですが。
じゃあ、研究に関しても自己完結せずにちゃんと他人を巻き込むことが出来ているか、と考えると、現段階ではそうは言いがたい。
相変わらずの自己満足。
何故だろうと考えると、「自分で満足」しちゃってそこからのモチベーションが上がらないという要素がもちろん原因としては大きいんですが、他にも良きにせよ悪しきにせよ「他者」を必要以上に意識しすぎているのではないかと思いました。
「まだまだこんなのは人に言える段階じゃないよ」と自分を低く見て、「表明しない」ことを正当化していることもありそうです。
何となく悪いクセの原因が分かってきました。
結論が出そうなので満足。
そして、ここで満足してしまうことこそが、原因。