どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

少年

いつまでも少年の気持ちを忘れていない私ですので、毎週週刊少年ジャンプ週刊少年サンデーは欠かさずに購入しています。
今年で29歳ですから、まだまだ少年のはずなのです。
そもそも少年と大人の男の違いは、玩具の値段だけなんです。

その「値段」なんですが、少し気になることがあります。
ここ数週間、少年サンデーの値段が「260円」で安定しています。
250円ではお釣りがもらえずに、お釣りをもらうためには300円必要になってしまったんです。
私は大人の男ですから260円をぽんと気前良く払うことは可能ですけど、玩具の値段が違う少年にとっては、この地味な値上げがちょっとずつ効いてくるんじゃないかな、とそんな気がしてなりません。

私が小学生だった頃を思い返すと、数百円のものを買うためにもそれなりの苦労が必要だったように記憶しています。
例えば、ミニ四駆のパーツの一つである「ボールベアリング」は当時500円くらいして、これを買うためには父親のタバコを5回買いに行ってお駄賃を貰わないといけなかったんです。
そうしてコツコツとカスタマイズした私のアバンテJrは、今でも動く状態でどうにか残ってます。
カッコいいです。
今の小学生は、「タバコを買いにいく」お使いはできないはずなので、収入源が減って気の毒です。
そんなことをしなくても沢山お金を持ってそうだな、という事実には、積極的に目を瞑っています。

あんまり値上げをすると、少年マンガの読者がおっさんだけになりますよ、という警告でした。
決していい歳をしていながら「んだよ、サンデー高いな」と思ったからではなく。
あと、すでに少年マンガの読者の大部分はおっさんかもしれませんけど。