どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

結露

結露(けつろ)は、物質の表面、または内部で、空気中の水蒸気が凝縮すること。

例:20℃50%の室内における露点温度は、9.6℃であり、壁や窓などの表面が、9.6℃以下の場所で結露が発生する。(Wikipedia

温度が低い方が飽和水蒸気量が少ないので、温度の低い物質に温度の高い湿った空気が触れて飽和水蒸気量を超えることで結露が発生します。

冬、寒い屋外から暖かい屋内に行くと眼鏡が曇ってしまうという体験は、眼鏡の人なら経験したことがあるのではないでしょうか。

もしその場に誰かが居れば、何となく場の空気が和んでしまう、あの現象です。

ポイントは、「低い温度の物体が、相対的に高い温度のところへ移動する」ということです。

この2つの温度は、両者の相対的な関係が保たれている状態ならば、別に何度でも構わないんだな、ということが分かりました。

日常的に体験するのは、0℃→25℃、程度の移動だと思います。

眼鏡は曇って真っ白です。

今日は-80℃→-20℃の移動時に結露を確認しました。

曇った後瞬時に凍りました。(移動させたのは眼鏡ではありません)

当たり前と言えば当たり前なんですけど、何となく面白いな、と思ったもので。

ここまで書いてから気付いたんですけど、氷点下以下での結露が「霜」なんですね、ひょっとして。

おお、何か賢くなった気分。